応用情報技術者は合格率20%前後の難関資格!

「応用情報技術者」取得のメリットは?

IT業界で活躍するために!

合格率20%前後の難関資格です

応用情報技術者試験の詳細をチェックしましょう

合格率20%前後の難関資格です

IT職として働いている人は、同じ環境にずっと留まるのではなく、キャリアアップを目的とした転職を考えるケースも少なくないので、なるべく転職時に有利になるような材料を持っておきたいと思うものです。そんな時に役立つのが各種IT関係の資格です。「応用情報技術者試験」は、認知度も信頼度も高いので受験者数も多いですが、さらに詳細に見ていくと、合格率は決して高くない難関試験であることがわかります。

応用情報技術者試験の合格率

応用情報技術者試験の合格率

応用情報技術者試験の歴史をさかのぼると、1969年に始まった第一種情報処理技術者認定試験から何度か名称や内容の変更を経て、2009年から現行の試験制度になりました。応用情報技術者試験の受験者数は毎年3万人を軸に前後しているという状況です。
しかし、現行の試験制度になってから合格者が年間1万人を超えたことはなく、合格率は平均で20%前後とかなり低いことからも、難易度の高い試験であるということが伺えます。しかも、受験者数と応募者数の差がとても大きく、毎年2万人前後の人が受験を断念しています。応用情報技術者試験の受験者は、既に社会人として何らかの仕事をしている人がほとんどなので、仕事を優先しつつ勉強することが難しいなどの理由で勉強が間に合わなかった人も大勢いることから、受験をやむなく断念するしかない状況もあるかもしれません。もし受験を断念した人々も含めて全ての応募者が受験していたとすれば、合格率は20%からさらに低くなるので、かなりの狭き門であることは確かです。
応用情報技術者に比べると難易度が低い基本情報技術者試験の合格者も20%前後と同じぐらいの合格率なのですが、受験する年齢や属性がかなり異なり、試験の出題形式も全て選択問題になっています。一方、応用情報技術者試験の場合、午前に行われる試験は選択問題ですが、午後の試験は記述式で行われるので、知識や技能について理論的にしっかりと説明できるよう理解を深めていることが求められます。

求められる人材になるために

IT人材を求める企業は多いですが、特に必要とされているのは高度なIT人材です。しかし、高度なIT人材であることを証明するためには、客観的に見て判断できる材料が必要です。過去の職務経歴や実績ももちろん大切ですが、自己申告するだけでは説得力に欠けるものとなります。応用情報技術者試験に合格するために必要となる勉強時間の目安は、基本情報技術者に合格している人で200時間、何もないところからだとその倍以上とも言われます。働きながらそれだけの時間を確保するのは決して簡単なことではないかもしれませんが、時間を上手に使って勉強時間を少しでも確保し、合格を目指して努力をしてみると得られることもたくさんあることでしょう。

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