ITエンジニアが目指す試験の中でも合格率20%前後という難易度の高さでも知られている「応用情報技術者試験」を見事に突破した業界経験者であれば、それだけでも転職には有利になりますが、別のステップとしてフリーランスになるという選択肢も生まれてくるでしょう。では、フリーエンジニアとして仕事をするためにどのような心得が必要でしょうか。
フリーランスになると、会社などの後ろ盾もなく自分の腕一本で勝負していかなければなりません。フリーエンジニアが大勢いる中で選ばれるような人になるためには、クライアントから見て魅力ある人材であるよう自分自身をブランディングしていくことが重要です。そのためには、フリーエンジニアにどのようなことが求められているかをよく理解する必要があるでしょう。
クライアントとしては、できるだけコストをかけずにいい仕事をしてくれるエンジニアを求めているかもしれません。しかし、フリーエンジニアとしてやっていくためには、報酬の低い仕事ばかりをこなすのも割に合わないというのが本音です。そうであれば、報酬を多く支払ってでも仕事をしてほしいと思ってもらえるだけのスキルを身につけるのが1番です。
しかし、自分の持っている知識や技術をクライアントとの交渉や現場の仕事において全て見せることは不可能です。そこで役立つのがIT資格の数々です。同じ技能を持っているエンジニアでも、高度な資格を持っている人とそうでない人では印象が全く変わるので、フリーエンジニアとして仕事の幅を広げるつもりなら、資格は積極的に取得するよう努力したいものです。
クライアントは腕のいいエンジニアに仕事を任せたいと考えていますが、それと同時に信頼性も重要視しています。エンジニアは、契約通りに仕事をきっちりと行うのはもちろんのこと、クライアントへの相談や報告などを丁寧に行い、要望にしっかりと応えようとする真摯な姿勢なども重要です。仕事をいただいているという謙虚な姿勢と同時に、言われるままになるのではなく、必要とあれば伝えるべきことはしっかりと伝えるということも時には必要です。フリーエンジニアはどうしても交渉面で弱くなってしまい、無理な金額で仕事を引き受けてしまうという場合もありますが、クライアントと長くいいお付き合いをしていくためにも、双方が納得できる報酬で契約できるように努力する必要があります。
そして、引き続き信頼して仕事を任せてもらえるよう、一生懸命仕事に取り組むようにしましょう。粘り強く交渉しても無理な要望ばかりのクライアントであれば、お断りをするという勇気が必要になることもあるでしょう。それぐらい自分の仕事にプライドを持って取り組めるよう、エンジニアとして成長すべく日々努力を重ねていきたいものです。
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